音声案内用のハンドセットは、電話機やインターホンとの類推がつきやすく、かつ、音声案内を聞きながらテンキー操作がしやすいコンフィグレーションを、視覚障害者の被験者による操作性評価を重ねながら開発した。
ハンドセットのコードを巻き取り式にし、軽い張力をかけることによって、特に意識することなくハンドセットを元の位置に戻すことを可能にした。これによって、ハンドセットの落下やコードを引っかけるなどの事故を未然に防止している。
このハンドセットは、インターホン機能との共有や、ボイスメモ等新しいサービスの提供にも活用することを前提に、標準機能として搭載している。
新しいサービスと融合させることによって、視覚障害者へのきめ細かい配慮も標準機能として開発コストの中に吸収できることを示した。ユニバーサル・デザイン・アプローチの好事例として評価を受けている。
Produced by FUJITSU in 1997.
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